昨日は、今週作業していた構造計算の建物の
確認申請 の提出をしてきました。 構造計算の適合判定がある物件です
下記は・・・写真が無かったので、岐阜の
民間の指定確認検査機関 があるビルです
確認申請には、今は事前審査と言う書類があります (民間機関は現在取りやめ中ですが、全く同じ書類です)
これで GO が出でから、ようやく 確認申請の
本提出 となります。一般建築はここで審査終了です。
構造を除く規定が クリアー 出来たなら 消防同意に廻り それから構造計算の 適合判定
となります。
ここでは
この期間を 確認審査期間 とします
この適判に行った場合の審査期間のお話ですが、
昨日の時点では出したとき・・・・担当者の返答は、適判に行くと、日にちが返答できないといわれました。
お・よ・そ も わからないのか??
と言うわけで、最近の 確認審査機関の 新聞記事を探してみました。
建築業協会(BCS、野村哲也会長)は、改正建築基準法の施行で遅れている建築確認の手続き期間について、
昨年末時点の調査結果をまとめた。新規申請で構造計算適合性判定があった案件の平均手続き日数は、
10~12月の実績で84日間となっており、事前相談に34日間、確認審査に50日間を要した。
適合性判定の日数は30日間だった。昨年9月以降、月ごとの
平均手続き日数 は
▽10月=84日間
▽11月=87日間
▽12月=82日間。
11月と12月を比較すると、事前審査の日数は6日間短くなったものの、確認審査の日数には大きな変化がなかった。
調査は設計専門部会に参加する鹿島や清水建設、大林組、竹中工務店など13社を対象に実施。
今月初旬までに回答があった317件の平均手続き日数を、新規と計画変更、適合性判定の有無で4分類して集計している。
計画変更の手続き日数は、適合性判定ありの場合が54日間(事前相談35日間、確認審査19日間)、
なしの場合が35日間(事前相談15日間、確認審査20日間)。計画変更で適合性判定なしの案件について、
月ごとの平均日数をみると、10月が31日間、11月が29日間、12月が47日間となっている。
単純に
約3ヶ月。
大きい物件と 小さい物件 では、 多少書類、図面訂正等で 期間が 替わると考えられますが
担当者が順番に 処理していくしかないので
これが どう考えても 1ヶ月 には ならないと言う事実です。
本年12月からは、4号建築物(主に木造2階建て程度)も、建築士にお任せだった部分を 審査 すると言う 法規が
施行されます。 一般住宅でも、設計者は確認申請の業務が増えます。
それよりなにより・・・一般住宅でも、
審査期間 が長くなります・・・・。
これから 建築を お考えの皆様。 早めにご判断いただかないと、建設時期がずれる恐れがあります
審査の目を厳しくしたのは、良い事だと思いますが、日にちも考えてもらわないと・・・・
行政の方、よろしくお願いします